Dorothy Little Happy 2016 シングル「バイカラーの恋心」 リリース記念カウントダウン企画 オフィシャルインタビュー 【4/4】

バイカラーの恋心A写 白戸佳奈01

ーー 「雨が降る夜空」は佳奈さんの作詞曲です。今まで何曲も作詞をしていますけどこういう雰囲気の曲って初めてじゃないですか?

佳奈多分今までで一番静かな曲だと思います。なのでいつもよりもちょっと詞を書くのが難しかったですね。アップテンポの曲だとノリで書ける歌詞とかもあったりするけど、こういう曲調になると一言一言が大切になってくるので。

ーー この詞はどういう所から生まれたんですか?

佳奈仙台に住んでいて色んな所に行く事が多いからそういうのが歌える曲がいいなと思って遠距離恋愛をテーマにしたんですけど、これは夜ホテルで1人寂しい時に書くようにしてました。いつもはカフェとかで書くんですけど、寂しさを出すために夜中「早くお家に帰りたいな」みたいな気持ちの時に書いてたんです(笑)。書き始めた時に雨が降っていて頭の部分が浮かんできたので雨がテーマになりました。

高橋真理02

ーー 麻里さんとしては歌い出しとかキーが低そうですけど。

麻里はい。Aメロとかは低くてサビが凄く高くてファルセットになるからこの曲は凄く難しかったです。低いのが苦手でしかもミディアムテンポだからキャーって思いました(笑)。でも私雨が好きなんですよ。雨の音とかを聞いているのが好きなので、雨ってワードが入っていると弱いんです。だから切ないしいい歌詞だなって思いました。

佳奈やったー!一安心です(笑)。

ーー 「ASHITA TREASURE!」は逆に麻里さんが得意な感じの曲ですよね。

麻里はい!超得意でした!(笑)。

佳奈この曲は2人で踊るっていうよりはライブでみんなと楽しめる曲だと思うので、そういう雰囲気を大切にしたいなって思っています。

ーー こういうロックナンバーが出来るのも2人になってからの特長の1つかなとも思ったんですが。

麻里確かに。これも前だったら選ばないよね。イメージとしてはスキャンダルさんをイメージして歌ったんです。歌い分けもポンポンポンポンて2人で細かく歌い次いでいく感じなのでファンの人とも楽しめるんじゃないかなって思います。

ーー 今回はビジュアルの面でも新しいチームが参加しているんですよね。

佳奈曲が進化しているのでビジュアル面でも新化をさせて行きましょうって事でSIGNOっていうチームの方達に入って貰いました。紺の衣装は麻里ちゃんの意見が入っているんですけど白い衣装はSIGNOチームなんです。今の流行りも取り入れつつお洒落になりすぎないみたいな。ドロシーって最先端でお洒落ってイメージよりも清楚な感じじゃないですか、だからそこにちょっとトレンドを入れて進化させたいっていう。こういう所で新たに女の子にも興味を持ってもらえたら嬉しいなって思って。

ーー このシングルが出ていよいよ夏がやってきます。すでにTIFへの出演も発表されてますが、その先ドロシーはどこへ向かうんでしょうか?

佳奈昔から言っているように大きい所で歌いたいとか武道館でやりたいっていうのは変わっていないんですけど、でもやっぱりまだその前の段階だと思うんです。去年の夏は2人になったばかりだったので「Dorothy Little Happyって2人になっても存在しているよ」っていうのを知って貰うので精一杯だった部分があったので、今年の夏は「やっぱドロシーって凄いな」って思って貰えるようなパフォーマンスをするのが一番の目標ですね。

麻里私は中野サンプラザにもう一度立ちたいです。無くなってしまうってニュースも聞いたんですけどそれまでにもう一度立ちたい場所だし、ファンの人にも3人にも思いを込めてまたあそこに立ちたいなって思います。

文:山村哲也